医学部編入試験の面接対策における志望理由書について。どのくらい時間をかけるべきか?

医学部編入試験の面接について

 

医学部編入試験において面接試験の対策は非常に重要であります。
では、その面接試験の対策にはどれくらいの時間をかけるべきなのかについて
私の意見を書きたいと思います。

 

 

まず面接試験というのは、
ある程度は出願時に提出する志望理由書の内容で合否が決まってしまいますので、
出願時の志望理由書の作成の段階から面接試験の対策は始まっていると言う事ができます。

 

 

志望理由書を事前にあまり読み込まれない大学であれば、
面接試験の本番で挽回する事は可能なのですが、
志望理由書を事前にしっかりと読み込まれる大学の場合、
志望理由書の内容が悪ければ、面接本番での挽回はかなり難しくなります。

 

 

そして、私が面接試験を今まで複数大学受けてきた感想としては、
事前に志望理由書がしっかりと読み込まれている大学の方が多かったです。
「志望理由書はほぼ読まれていない」と体験記などで書いている人も多かったですが、
そんな事はないです。志望理由書は超絶重要です。

 

 

社会人として働きながら、筆記試験の勉強をしないといけない中で
出願期限が各々の大学で迫っていて、
ついつい志望理由書を妥協して提出してしまうという事が多いですので、
志望理由書は事前にしっかりと作成しておくべきであると思います。

 

 

志望理由書の作成は私の場合は、筆記試験の対策の勉強と同じくらいに時間をかけました。
志望理由書は非常に奥が深いです。

 

 

たくさんの時間をかけて、自分なりに完璧と言えるものができたとしても、
医学部の教授である面接官から見れば
突っ込みどころ満載であるという志望理由書の出来になっているという場合が多いにありますので、自分だけで完結するのではなく、できるだけ多くの人に読んでもらって、
改善できるポイントを改善していくという繰り返しになると思います。

 

 

KALSのチューターなどは優しめな人が多く、
厳しい指摘をしてくれない場合が多いですが、
編入試験の面接官の指摘はなかなか鋭いです。

 

 

何を言われたとしても、しっかりと相手を打ち負かせるように、
抜け目のない志望理由書を作成しておくべきです。
ちなみに私は志望理由書の添削はかなり細かくチェックするようにしています。
それが本当に受験生のためになるからです。

 

 

面接試験では志望理由の内容について、突っ込まれた時に、
相手を納得させる事ができる答えをすぐに出せないと、
不合格の可能性が高くなってしまいます。

 

 

自分の中で確固としたプランや意志を固めておき、
どういう角度からの質問があっても対応できるようにしておく必要がある。
そのためには、まず志望理由書を完璧なものに仕上げる必要があるのです。

 

 

もちろん、筆記試験に通過しなければ面接試験を受ける事は出来ないのですが、
たとえ筆記試験に何大学も通過したとしても、
面接試験が一定レベル以上に達していないと、
一生、最終合格をする事は出来ないです。

 

 

私はまずは筆記試験の勉強を始める前に、
1か月ほどの時間をかけて志望理由書を完璧に仕上げて、
後は出願するときに、大学ごとに微調整をするだけでいいようにしておくべきであると思います。