医学部編入試験合格者のTOEIC平均点について

医学部編入試験の勉強について

 

医学部編入試験では近年、
TOEICの受験を出願条件としている大学が多くあります。
琉球大学でも2023年度実施の試験からはTOEICスコアの提出を貸しております。

 

 

医学部編入試験の合格者のTOEICの平均点は850点であると言われており、
受験生はこの点数を目指してTOEICを受ける事になりますが、
果たして、TOEICにどのくらいの時間をかけるべきなのか、
私の意見を書きたいと思います。

 

 

まず結論から言うと、
TOEICにはそんなに時間をかけるべきではないです。
たまに「まずはTOEICの点数を900点以上に上げてからだ」といって、
TOEICを第一優先に考える人がいますが、それは間違いだと思います。

 

 

TOEICは大学側か求める出願するための最低条件をクリアしていれば
とりあえずは出願をしてみていいかと思います。

 

 

なぜかというと、
TOEICの点数をどのように配点するかを書いていない大学が多いからです。
TOEICがとても低い点数であっても、
他で挽回をして合格をしている人は普通にいますので、
TOEICの点数はそこまで配点が高くないのではないかと私は考えています。

 

 

ただし、弘前大学のように、
TOEFLの点数を具体的に何点に換算して合否を出しますと公表している場合は別です。
そういう場合は、もちろんTOEFLでいかに点数を稼いでおくかが重要となります。

 

 

ただ、弘前大学は面接点が非常に高く、
TOEFLの点数が物凄く低くても面接で挽回できる大学でありますが、
個人的にはTOEFL60点以上は最低でもないと、
合格するのは難しいのではないかと思っています。

 

 

TOEICについては、合格者の平均点は850点とネットに書かれていて、
実際の合格者に聞いても、だいたいそのくらいの平均点である事は確かなので、
750点以上は取っておく必要があるかなと思います。

 

 

750点以上取っておけば、全ての大学の出願条件を満たす事になりますし、
十分に合格レベルの点数であると思います。
正直、TOEICの点数が750点と850点ではそんなに配点に差はないと思います。
750点を850点に上げるための努力をするよりも、
他の筆記試験の勉強や面接対策に時間を費やした方が点数UPの確率は高いです。

 

 

TOEICの勉強が、
医学部編入試験の英語対策にも活きると考える人もいますが、
私はほぼほぼ別物であると思っています。

 

 

TOEICで例え高得点を取れるようになったからといって、
医学部編入試験の英語で高得点を取れるとも限らず、
逆にTOEICの点数は物凄く低いが、
医学部編入試験の英語ではトップレベルの成績の人もいます。
なので、TOEICはある程度のレベルに達したら。そこで切り上げるべきと思います。

 

 

また、TOEICとTOEFLともに、年間の実施日が決まっていて、
そのスコアレポートが大学の出願に間に合うように届く必要があるので、
早めの受験をしておいた方がいいのは確実です。

 

 

TOEFLの受験料は非常に高額なので、
そんなに気軽に受けられるものではないですが、
TOEICは受験料も安いですので、とりあえず受験をしておいた方がいいです。

 

 

TOEICを課さない大学ばかりを受験するという計画であったとしても、
受験が進んでいくにつれて、突然受験校が変わるという事は多いにあるので、
そういう場合でも出願できるようにTOEICのスコアは持っておいた方がいいです。

 

 

以上が医学部編入試験のTOEICについてでした。
TOEICは650点くらいでも合格する人もいますが、
個人的には750点以上はあった方が安心であると思っています。
まずは750点以上を目標にするといいと思います。